「海外リゾートと言えばハワイ」と言うイメージがあり、各旅行会社によるとハワイは「日本人に人気な旅行先ランキング1位」と言う圧倒的人気を誇っています。
そんなハワイで「リゾートバイトをしながら暮らしたい」と考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、「自分でもハワイでリゾートバイトができるの?」「どんな人がリゾートバイトをしているの?」といった疑問がある方も多いかと思われます。
今回はそんな方のために、ハワイのリゾートバイトのリアルや就労ビザについて解説していきます。
ハワイの求人サイトも紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
今回は、ハワイでリゾバをした方に話を聞きながら記事を執筆したぞ!
ノウハウや注意点もあるので要チェックだ!
海外でリゾバをしたい方にオススメしているのが「夢カナ留学」。
リゾバ留学はフィリピンなどの留学プログラムは各社用意していますが、オーダーメイドプログラムはほとんどありません。また、語学学校の費用がかさみ(多くの海外リゾバは語学学校セット)、費用が高すぎて海外リゾバに行けない…なんてこともあります。
夢カナ留学は、直で語学学校と契約しているので、オーダーメイドなのに費用が安くなることがしばしば。
実質0円で海外リゾバができ、英語も学べるので、まずは見積もりを取ってみるとよいでしょう。
【大前提】ハワイ(アメリカ)はリゾートバイトに就労ビザが必要
大前提として、ハワイ(アメリカ)で働く為には「就労ビザ」が必要です。
観光地のワイキキでは日本人経営者のお店が多く立ち並び、日本からの移住先としても人気なハワイですが、2017年のトランプ政権以降、外国人の就労ビザの取得は年々厳しくなっています。
申請条件が全て揃っていても申請がおりるまで時間がかかってしまうのが現実です。
外務省によれば大体5業務日かかるとのことだが、早めにやっとくといい!
参考リンク:ビザ取得までの必要日数
ワーホリ制度に似ているJ1ビザとは
数あるアメリカのビザの中でも比較的取得しやすいのが「J1ビザ」です。
J1ビザとは、アメリカ国務省が許可している交流訪問者ビザであり、ワーホリ制度の仕組みと似ていると言われていますが、大きな違いはビザの「目的」です。
ワーホリ制度は「休暇を楽しむ為に働き、生活費をまかなう為の労働」を許可されているビザです。
それに対してJ1ビザは、「ビジネスや仕事の経験を積むことによるスキルアップ」にフォーカスされており他のビザより短期間で取得できるのが特徴です。
ただしJ1ビザではリゾバができない。注意してほしい!
J1ビザでリゾートバイトができない理由
「J1ビザはワーホリ制度と似ているのにどうしてリゾートバイトができないの?」「リゾートバイトはJ1ビザの目的の「仕事」に含まれないの?」
上記のように疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
J1ビザでリゾートバイトができない理由は、J1ビザは就労ビザではなく研修や技術の向上を目的とした「インターンシップビザ」だからです。
参加プログラム以外のところで働けない
J1ビザを取得した場合でも、参加プログラム以外の企業で働くことが許可されていないため、好きな企業で働くことはできません。
2022年11月時点のJ1ビザの対象分野は下記の通りです。
・マネジメント/ビジネス/通商/融資
・行政と法律
・化学/エンジニアリング/建築/数学/産業
・教育/教師
・農業/工業
intraxさんでJ1ビザのことは書かれているので、詳しくはそちらで確認して欲しい。
ハワイでのリゾートバイトはこんな方におすすめ
外国人労働者の受け入れに厳しいハワイ(アメリカ)では、以下3つのような方にリゾートバイトをおすすめします。
- 就労ビザを持っている方
- グリーンカードを持っている方
- 海外留学生としてハワイに来ている方
就労ビザを持っている方
アメリカのビザは30種類以上あり、そのうちの就労が可能なビザである「Hビザ」を解説します。
- H-1Bビザ(特殊技能職ビザ)
日本人留学生が卒業後にアメリカで就職を希望する場合に多く用いられるビザ。アメリカの企業で専門的な職業に携わる方が対象。
- H-2Aビザ(季節農業労働者ビザ)
一時的に農作業もしくはサービスに従事する季節労働者のビザ。
- H-2Bビザ(熟練・非熟練労働者ビザ)
上記H-2Aビザ以外の短期労働者が対象。農業にかかわらない人にも発行される。
グリーンカードを持っている方
グリーンカードは、「アメリカ永住権」のことで、アメリカの入出国や職業の選択が自由にできます。
グリーンカードを取得できるのは、アメリカ国籍の配偶者を持つ方や、1年に一度のグリーンカード抽選に当選された方です。
グリーンカードの抽選は毎年応募数が多く、ここ5年間の全世界の当選確率は1.19%というデータが発表されています。
2021年に実施された抽選では、日本で194人の方が当選されてるとのことなので、「就労ビザが取得できないから」といって諦める必要はありません。
海外留学生としてハワイに来ている方
海外留学生(F・Mビザ)としてハワイに来ている方は、キャンパス内でのアルバイトが許可されています。
留学生でもアルバイトができる「Campus Job」という制度があり、カフェテリア・ライブラリー・留学生課のオフィス・清掃員など、さまざまな職種で働くことが可能です。
日本人がハワイでできるリゾートバイトの職種
日本人ができるハワイのリゾートバイトとして、以下の5つが挙げられます。
- 旅行会社
- ウェディング関連
- ホテルのレセプション
- ツアーガイド
- レストランスタッフ
アメリカ本土からの観光客の次に多いのが日本人の観光客である為、ハワイのリゾートバイトでは日本人の採用を重視している企業が多く存在しています。
海外でのお仕事が初めての方は、米国企業より日系企業で働いてみるのもおすすめです。
おすすめのハワイ求人サイトを紹介
「ハワイの仕事はどのように探したらいいの?」「現地に行かなくて求人情報を確認したい」と言う方におすすめな日本人向けの求人サイトを2つ紹介していきます。
- アロハストリート
- ライトハウスハワイ
アロハストリート
アロハストリートは、ハワイの最新情報がわかる日本人向けのウェブサイトです。
ハワイに住んでいる方や旅行者に役立つ情報が記載されており、求人情報や不動産情報の他、旅行者に向けた最新イベント情報・レストランやショップの情報・マップなどが詳しく紹介されています。
求人内容は、飲食店の販売や接客・キッチンスタッフ・ビューティーサロンの受付・事務・ネイリスト&アイルストの専門職・TV番組の制作スタッフなど、幅広い職種があるので、興味がある仕事に出会えるかと思います。
ライトハウスハワイ
ライトハウスハワイは、ハワイで生活する日本人を読者対象としており、ハワイ生活に役立つ情報を紹介しているサイトです。教育やビジネスに繋がるマーケティング情報のほか、エンターテイメント情報までさまざまなコンテンツが記載されています。
ライトハウスハワイの求人では、シニアケアのスタッフ・日本人学校の教員・不動産の管理部門アシストなどがあります。
今回紹介したのはWeb版ですが、現地のハワイでは紙媒体として配布されているので、より詳しく求人情報が記載されています。
ハワイのリゾートバイト求人の実態と注意点
日本人向けのリゾートバイト求人サイトを見ると、多種多様な求人があり、仕事の幅が広がります。しかし、中には以下3つのような求人があり、注意が必要です。
- 「90日以内」の短期バイトは不法就労に当たる可能性がある
- 「英語力不問」「ビザ不必要」のワードに注意
- 住み込みバイトはリゾキャバのみ
「90日以内」の短期バイトは不法就労にあたる可能性がある
求人情報の募集要項に「90日以内の勤務」と記載があると、観光ビザ(ESTA)で入国して労働している可能性があります。
アメリカの法律では、観光ビザ(ESTA)での労働は禁じられており、不法就労になるため、会社側が違反している可能性があります。もしそのように記載されていた場合は、直接問い合わせて見ると良いでしょう。
「英語力不問」「ビザ不必要」のワードに注意
「英語力不問」「ビザ不必要」も注意するべきワードです。
大前提として初めに説明している通り、ハワイ(アメリカ)で働くためには就労ビザが必要なため、ビザがないと違法にあたります。
また就労ビザを取得するためには、日常会話ができる英語力が必要な為「英語力不問」と書いている情報にも気をつけましょう。
僕はTOIECの点数を340点から780点にあげて、ワーホリに行ったよ!
オススメなのは「リゾバ ✖︎ オンライン英会話」一択!
関連記事:リゾートバイトで英語を学ぶならリゾバ✖︎オンライン英会話が最強!注意点やおすすめな場所、リゾバ派遣会社を解説
「住み込みバイト」はリゾキャバのみ
ハワイでは基本的にリゾートバイトには寮が用意されておらず、「住み込みバイト」と記載があるのはリゾキャバのみと考えられます。
海外で滞在先を探す手間が省けるのは大きなメリットですが、ハワイでリゾキャバをしている所は、就労ビザなしでも勤務可能な「違法なお店」が多いので注意しましょう。
例えば、ハワイ警察の抜き打ちチェックがある際は、働いている女の子は「キャバクラではなく、通常のバーで飲んでいるお客さん」として対応しています。
まあ、ここら辺は日本の夜事情と同じ感じだよ!
不法就労がバレると罰則が与えられる
ハワイ(アメリカ)の入国審査はセキュリティが厳しく、旅行目的だとしてもスムーズに入国できないことがあります。
そんな厳しい国で違法労働がバレると強制帰還や罰金、最悪の場合は二度とアメリカ(ハワイ含む)に入国できなくなる可能性があります。
会社側が違法していたとしても、自分も同じように罰則が与えられるので、求人は慎重に探すようにしましょう。
ハワイでリゾートバイト経験がある方の体験談
「ハワイでのリゾートバイトのリアル・体験談を知りたい」と思う方のために、実際にハワイでリゾートバイトをした経験がある方の体験談をまとめてました。
- 入国審査がスムーズに行かない
- チップ文化なので時給以上に稼げる
- 多くの芸能人に会える
入国審査がスムーズにいかない
入国審査は国によって厳しさが違います。中には、日本人というだけで質問もされず入国できる緩い国もありますが、アメリカは一番審査が厳しい国と言っても過言ではありません。
理由として、ESTAや就労ビザを所持して渡米しても、必ずしも入国できるかどうか決まっていないからです。
なので、予め質問を想定して、受け答えをイメージしておくと良いでしょう。
必ず質問される内容を5つ紹介します。
- 滞在時間はいつまでですか?
- どこに滞在しますか?
- どのような仕事をしていますか?
- ハワイに友人がいますか?
- 帰りのチケットは購入していますか?
チップ文化なので時給以上に稼げる
日本にはチップ文化がないため、チップ文化がある国に旅行にいくとお金がかかるイメージですが、働く側からすると時給以上に稼ぐことができます。
「税抜総額のおおよそ15〜20%のチップをレストランやホテル・パーキング・エステなどのサービスを受けると支払う」というルール(文化)があります。
例えば、一人200ドルするレストランで働くウェイターは、「一人担当するごとに30ドル(15%の場合)のチップが入り、10人担当すると300ドル稼げる」ということです。
多くの芸能人に会える
ハワイはたくさんの芸能人や有名人が訪れるため、日本より芸能人に会える機会が多いように感じます。
番組のロケやスポーツ選手のキャンプなど、仕事で訪れている芸能人もいれば、ハワイに別荘を建てて休暇をゆっくり楽しんだり、ハワイに移住しハワイライフを満喫している方も。
ハワイに住んでいる赤西仁さん&黒木メイサさんや長谷川潤さんなどをレストランやスーパーで目撃したという情報も多くあるそうです。
まとめ
アメリカの法律上、誰もがすぐにリゾートバイトをできる訳ではないのがハワイの実態ですが、時間をかけてビザかグリーンカードの取得をすれば、実現可能です。
今すぐではなくても、「いつかハワイでリゾートバイトをしたい」と思う方は挑戦してみても良いのではないでしょうか。
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